不思議なこと

ファティマの聖母「太陽の奇跡」当時の新聞写真について考えた

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【七万人の群衆はいったい何を見たのか】
がよくわからない…。

これは、ファティマ第三の予言で有名な、ファティマの聖母が成したとされるいくつかの奇跡のうちのひとつ、
1917年10月13日、ポルトガルのファティマというところで七万人の群衆の目の前で「太陽がダンスした」様子を報じた新聞記事の画像です。
( ここがファティマ↓ )

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ファティマの聖母について


同年5月13日以降、毎月13日(8月だけ13日と19日の2回)に、
ファティマに住むルシア、フランシスコ、ジャシンタの3人の子供(上記画像の3人)に対して
聖母からのお願いごとや、第一~第三の予言を伝えたり、
奇跡と呼ばれるいくつかの事象を多数の人々の前で起こしたりといった一連の出来事がありました。
このとき出現した聖母、および聖母の出現そのもののことを「ファティマの聖母」としています。

予言について

7月13日に聖母が三つの予言を伝えました。
あくまでも概要ですが、それぞれ…

・第一の予言(地獄の幻想):地獄が存在するということ。第一次世界大戦が終結するということ。
・第二の予言(汚れなきマリアの魂の救済):ロシアが回心し魂の救済がなされない場合第二次世界大戦がはじまるということ。
・第三の予言(?):教皇の暗殺未遂事件について(?)。2000年5月「教皇庁発表」に基づいた一般見解。

「第三の予言」については、「第一」「第二」のスケール感と比較すると小規模限定的です。
このことから、本当の第三の予言はショッキングな内容すぎて公開を踏みとどまったのではないか、という見解を持つ人もいます。
実際、2000年5月の公開に至るまでのあいだに(本当の?)第三の予言を確認した当時の教皇は数日に渡り何もできなかったそうです。

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奇跡について

※教義上の「奇跡」というより、超常的な出来事としての「奇跡」として書きます。
聖母が3人の子供およびその場に集まった群衆にもたらした奇跡の出来事によって、
ファティマの聖母が「ファティマの聖母」たり得る大きな要因になっています。
それはつまり、予言の信憑性を確たるものにする大きな要因ということです。

第一の予言は地獄の幻想と呼ばれていますが、これは予言の際聖母が「地獄の光景(ビジョン)」を直接視覚させたというものです。
第二の予言では第二次世界大戦の予兆として聖母は「不思議な大きな光が夜空にかがやくのを見る」と言い、これは多くの人が観測しました。
そうしたいくつかの奇跡のうち、有名なのが「太陽のダンスの奇跡」です。

太陽のダンスの奇跡

10月13日、七万人の群衆の前で「太陽が狂ったような急降下や回転を繰り返し」た、という奇跡です。
これはポルトガルのみならず、日本でも記事となっています。
本稿冒頭の写真がそれです。
記事内の写真を見ると、手元に傘を持った人やフード付きの外套をまとった人がいます。
当日は雨が降っていたものの、太陽のダンスにより熱が生じ、乾いてしまったそうです。

(雨降ってた→乾いた の様子が分かりやすい画像)

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(やっと)本題、疑問

ぼくはずぶずぶの素人考えながら、この記事を見たとき違和感を覚えました。
「自分なら、太陽がダンスしてるところを撮るのに」と。

この記事の写真だけでは【七万人の群衆はいったい何を見たのか】
がよくわからない…。
文章では記載されているのでしょうけれども。
単に、カメラの性質上太陽の撮影は不向きだっただけなんでしょうか…。
ただ、雨が直前まで降っていたのならある程度の雲量はあったはず…。

第三の予言の真相よりも先に、こっちが気になって仕方がないのです。

付随する疑問、および色々

自分なりに調べる出発点を決めました。少なくとも以下のことは確からしい。

・各国の天文台のデータでは当日太陽の異常な動きは確認されていない
・七万人が何かを見ている

これらは一見、相反し矛盾しています。
「利己的な遺伝子」で有名なリチャード・ドーキンス氏は無神論者でもあり、
同氏は集団幻覚説の可能性について言及しています。

しかし、七万人もの大衆その全員がみんな幻覚を見るだろうか?
確かに、当日集まった人間の大多数は敬虔な信者だったはずで、
そこには多少なりとも同調圧力めいたものがあったかもしれない。
敬虔であればあるほどに「自分だけ見えないはずがない」ですから。

下記画像が、ヒントの一つになるかもしれません。

これは、当時現場で撮影されたとされるフィルムです。
赤い矢印の先が太陽の影です。山の稜線(?)近い位置に見えます。
「奇跡」が起こったのは正午頃で、太陽の位置は本来もっと高い位置にあることになります。

(1917年10月13日 12時 同一場所の太陽位置をシミュレートした画像↓)

さて、「幻覚」はカメラに映りません。カメラに映せるのは光学的な現象です。
そのことから、実際に、七万人の目の前で太陽がダンスする奇跡が起こっていたのだ、
という根拠としてこの画像は用いられています。

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太陽の写真について

「自分なら、太陽がダンスしてるところを撮るのに」からスタートした色々な考察でしたが、
しれっと「太陽がダンスしてる写真」を引き合いに出したわけで。

写真上部の赤文字説明書きからわかるとおり、1951年に公開されたものです。
そのため、写真そのものの信憑性について確証がありません。
さらには、写真が本物だった場合も、そうではない場合も、次なる疑問が生まれます。
場合分けしてみます。

1.太陽の写真が本物だった場合
・写真の「太陽」が当時現場で撮影された「太陽」なら、天文台データに異常が記録されるのでは?

2.太陽の写真が本物ではない場合
・写真の「太陽」が当時現場で撮影された「太陽ではない何らかの光学現象」なら、どんな現象?
・写真の「太陽」が当時現場で撮影された「太陽ではない何らかの光学現象」なら、そこから上の方向には本物の太陽があり、誰かしら気づくのでは?
・写真が後年作られたフェイクなら、若干お粗末すぎないか(地動説……)

つまり、
「太陽がダンスしていた」ならそのデータが各国天文台に残るはず。
「太陽ではない何らかの光学現象」なら七万人が空を見上げることはないはず。

いずれにしても確かなことは、
七万人の群衆の目の前で「太陽がダンスした」様子を報じた新聞記事がある、ということ。

【七万人の群衆はいったい何を見たのか】
ますますわからなくなってしまった…。

まとめ

どなたかシンプルな答えをこっそり教えてください…。
「奇跡」とはそういうことなんだろうか。

(参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9E%E3%81%AE%E8%81%96%E6%AF%8D )
(参考: https://www.churchmilitant.com/news/article/the-day-the-sun-danced-fatima-1917 )
(参考: http://www.aritearu.com/Influence/Francis/Maria/Fatima.html )

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